2016年8月14日日曜日

渡米前準備 ~ビザ~

今回は学位留学で渡米する際に必要な査証、ビザについてです。
自分は一般的な学生ビザ、F-1ビザだったためこれについて簡単に書きます。

まず最初にやらなければならないことはI-20という書類を入学先の大学 or 研究科から送ってもらう必要があります。待っていても勝手に送ってくれないと思いますが、案内のメールぐらいはくれるはずなので、それに従ってI-20の発行・郵送をリクエストしましょう。

リクエストする時期にもよりますが、リクエストから郵送受取まで大体1ヶ月程度かかります。リクエストできる段階になり次第、早めに処理しましょう。

このあとは米国大使館のHPにある案内に従って、面接の予約、ビザ申請費用の振り込み、SEVIS費用(ビザ申請費用に加えて別途手続きと支払いが必要)、必要書類を持って面接へ向かう、という手順になります。

面接会場には、面接時だけでなく施設に入る時点で持ち込めないもの(カバンも含む)などもあるので、公式動画などをチェックしておかないと、コインロッカーを探して荷物を預けに行って帰ってきたら時間切れ(30分オーバーから?)で面接予約をやり直し(3回まで)しないといけなくなるかもしれませんので要注意です。

また面接当日に持参する書類のうち、I-20は自分で署名しなければならない箇所(場合によっては親のものも)があるので、このあたりを見ながら署名したうえで持参することをお忘れなく。

銀行口座の預金証明(英語)を銀行に発行してもらってそれも提出するといった記事や体験談をたまに見かけますが、PhDの学生などで学科から財政援助(全面的な支援)をもらう場合は財政援助の内容(金額や期間など)が書かれた書類を一緒に提出すれば問題無いです。

自分は口座の預金証明を作るほど大した額が入っていないので、合格時にもらった財政援助の書類だけ提出しました。(提出書類はパスポートと一緒に郵送返却されます。)
ただ、面接官がその書類をチェックしていたような素振りも見えなかったですし、学校や研究室から財政援助を貰う場合その額がI-20に書いてあるはずなので、もしかしたら提出の必要はなかったかもしれません。

ちなみにビザの面接ですが、英語 or 日本語で行われます。「面接官は日本語も喋れるから英語で喋れなくても大丈夫」なんてことを耳にしますが、自分は全て英語でした。(自分より前の長蛇の列はみんな日本語だったのに)
まぁでもこれから英語圏で生活するんですから、ここで英語で躓くようでは入国審査のときにもっと怖い目に会いますよ、きっと。(昔の実体験)

ちなみに聞かれたことは
  • アメリカのどこに行くのか
  • 何を勉強するのか
  • 今の職業は
  • どれぐらい滞在するのか (← I-20にも書いてある)
  • PhDを取った後はどうする?
ぐらいだったと思いますが、半分以上が郵送された時点でI-20に書かれているものでした。最後に「面接はOK ですので、1週間ほどでビザ付きのパスポートが届けられると思います。Good luck!」と言われ、あっさりと終わりました。

学位留学で書類もしっかり揃っていればそうそう面接で落とされることはないでしょうが、自分より前の方で日本語による面接だったにも関わらず「ビザは発行出来ません」と言われていた人(学生ビザではない?)が1,2人いたので気は抜かないようにしましょう。

P.S.
一緒に渡米する夫婦や家族で同時に面接を受けている人もチラホラ見かけましたが、小さな子供には面接官も外国人っぽい日本語で「イマ、ナンサイ?」などと笑顔で聞いているのが印象的でした。

あと「旦那さん(奥さん)の生年月日はいつですか?」と両方に訪ねたり、「いつ結婚しましたか?」などの質問も聞こえてきました。ここでスパっと答えられないと面接官と面接後のパートナーの機嫌を損ねてしまうので、注意してくださいね!!(超他人事)

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