2016年7月31日日曜日

渡米前準備 ~健康診断~

約1ヶ月ぶりの更新です。が、サボっていたわけではないのです。(キッパリ)
更新しようにも情報が断片的過ぎたので、ある程度形になるまで待っていたら今月末になっていました。
(これまで話が一向に進まなくてストレスフルな日々を過ごしてました...)

今月末に一気にまとまった健康診断、住居、ビザと渡米前にかかる様々な費用、の4つの情報をここで共有しますが、長々と書くのも面倒なので今回はまず、健康診断について。

州によって要件は異なるようですが、私の進学先からは指定された各種免疫の抗体価やワクチン接種歴を英文の証明書として入学前に提出しろ、とのお達しが。
特にツベルクリン検査が面倒で、入学前1年以内に受けた結果が陽性だった場合はX線でも診断してもらえということでした。

ご存知の方もいるとは思いますが、日本にずっと住んでいた場合、ツベルクリン反応の検査は陽性になるのが普通だそうです。
というのも、弱いウイルスを幼少時に体内に入れることで免疫を作るだとかなんとかで、日本式の検査(診断)では日本人は硬化(induration)までいかなくても発赤だけで陽性と診断するんだとか。(なので国際的な方法では陰性?)

ツベルクリン反応検査で陽性と診断された場合は、胸のX線写真での診断結果が求められました。とりあえず、このX線での診断で陰性であれば問題は無いようです。

あとは各種抗体価などを調べてもらえばいいのですが、一番問題なのは英文での診断書です。
最も楽なのは市や区が母子手帳や市のDB(?)を基に英文の証明書を発行してもらえる場合です。引越しなどをしている場合はどうなるかわかりませんが、まずは市役所や区役所のHPで調べたり電話で問い合わせてみるといいでしょう。
また母子手帳の情報に必要な情報が全て記載されている場合は、母子手帳を英訳してくれるサービスなどをネットで探せば見つかるそうです。(時間とお金はかかります。)

それ以外の場合はかなり面倒です。
つまり追加で検査や接種が必要の場合に、その病院やクリニックで診断してもらった内容だけを英語で書いてもらうのは数千円の追加費用で対応してもらえることもあります。
しかし、他所の病院やクリニックでの接種歴なども一緒に書いてもらいたい場合、断られるケースが多いです。実際自分のときもほとんどの病院で「出来ない」と言われました。

大病院になると、「先生によっては対応してくれるかもしれないが、私達(受付スタッフ)では出来ないとしか言えない」と直接先生に頼めばOKかもしれないケースや、そういった代筆サービスも行うと大病院がうたっているケースはありますが総額はかなり高いです(2~3万円ほど)。

自分の場合、何件も断られた後に電話した近くの小さなクリニックの先生が快く受け入れてくれたおかげで、母子手帳の接種歴など + 追加の検査結果の英文証明書を書いてもらえました。(大体5,000~6,000円程度)

大学によっては自分で英訳した母子手帳の内容だけでOKがもらえるかもしれませんが、自分の場合はそんな感じでもなかったのでちゃんとしたものを書いてもらいました。
また必須ではなかったですが肝炎ワクチンなど、期間を空けて複数回接種(合計数ヶ月)するようなものもあるので、接種を希望する人は海外大学(院)から合格を貰った時点でそういった計画を立てることをオススメします。

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